この記事は2018.05.07に加筆・修正されています。
こんにちは。
佐々木です。
8月は月頭にビットコインキャッシュが生まれ、その騒動が落ち着いたと思ったら
ビットコイン価格は一気に50万円を超えました。
そして、数日前、1BTC=55万円を超えたところで、
価格は急落。
本日現在は1BTC=50万円近辺を推移しています。
ここ最近のビットコイン事情や暗号通貨市場について、振り返ってみます。
目次
ゴールドマンサックスのニュースでビットコインが高騰
8月上旬、ビットコイン価格が一気に高騰して、50万円に届くところまで伸びました。
これは分裂問題が落ち着いたことに加え、ゴールドマンサックスが
「投資家にとってビットコインは無視できない存在」
と発言したことなどが要因として考えられます。
参照元:GOLDMAN SACHS TELLS INVESTORS: DON’T IGNORE BITCOIN
北朝鮮問題も影響
さらに、日本では他人事ではない問題である北朝鮮問題も影響しています。
国際社会もその対応に追われていますが、
こういった情勢では「金(ゴールド)」が買われやすくなりますね。
こちらが直近1ヶ月の金のチャートです。
参照元:ゴールドパーク 三菱マテリアル
ご覧のように金が買われていますが、今回は安全資産であると言われる金が買われると共に、
ビットコインにも資金が流入したのではないかと考えられます。
この影響で、ビットコイン価格は45万円から一気に55万円まで急伸しました。
中国のICO規制により市場は暴落
「このまま1BTC=60万円を突破するのか??」
と思うほどの勢いがありましたが、このタイミングで中国がICOを規制すると発表しました。
これはICOの中身が詐欺的だったり、とてもじゃないが実現できないようなものだったりするものが多く見受けられ、
それを問題視しての対応です。
中国は今後、ICOによる資金調達を禁止しました。
そして、すでにICOが発表されたものについても、調査するようです。
このニュースを受けて、ビットコインの価格は急落し、45万円近くまで下落しました。
ビットコインが下落すると、アルトコインも下落していきますので、
市場全体が一気に後退しましたね。
大半の有識者は全く動じず
この下落について、不安を感じた人も多かったようですが、
大半の有識者たちは全く動じませんでした。
「新興市場が発展して行く中で、こういう場面はよくある」
と捉えることができ、こういった急落を経験しながら市場が成長して行くと考えられます。
この急落では、中国のニュース発表後の下落に加え、
狼狽売りも結構あったのではないかと思います。
私も暗号通貨の可能性や未来を信じている人間の1人ですので、
もちろんこの急落で慌てて売るようなことはしませんでした。
「遅かれ早かれまた上昇していくでしょう」
というスタンスです。
早速ビットコイン価格は50万円台に回復
楽観視していましたが、本日、早くもビットコイン価格は50万円台に
舞い戻ってきました。
今回ビットコインが急落したことを
「これは買い時だ!!!」
と判断して買い増しした人もたくさんいたんだろうなと想像できます。
アルトコインもほとんどが上昇しています。
こういった大きく下がったタイミングは、逆にチャンスと言えるかもしれませんね。
中国がビットコインとイーサリアムを認めた
上記でお伝えした中国がICO禁止を発表したニュースですが、
そのニュースの中にはICO禁止だけでなく大きな情報も混ざっていました。
それは
「ICOは禁止にするが、ビットコインとイーサリアムは通貨として問題ない」
と言っています。
中国がビットコインとイーサリアムの存在は公認しているんですね。
暗号通貨市場の2トップを走るビットコインとイーサリアムですが、
今後ますますその2つが独走していくかもしれません。