2018.06.05 | 2018.06.13 取引所

コインチェック(coincheck)の手数料はいくら?取引手数料/スプレッド/入出手数料/送金手数料を解説

この記事は2018.06.13に加筆・修正されています。

LINEで送る
Pocket

コインチェックと言えば2018年1月に起きた、不正アクセスによるNEM流出事件を思い浮かべる人が多くいるかもしれません。

一見マイナスイメージが強いように思えますが、コインチェックは数ある国内取引所の中でも人気の高い仮想通貨取引所のひとつです。

事件後、流出したNEMに対する補償も完了し、マネックスグループの完全子会社になったことで今後の管理体制の強化が期待されています。

そんなコインチェックの手数料はよく「高い」と言われることがありますが、本当なのでしょうか。

どこの仮想通貨取引所も手数料には様々な種類があり、利用するサービスや取引の方法ごとに変わります。

そこでコインチェックの手数料がどんな仕組みになっているのか、他社と比べて安いのか高いのかを詳しく解説します。

またどんな場面でコインチェックを使うと手数料が抑えられるのか、どんな場合にコインチェックが向いているのかについても合わせてご紹介します。

コインチェック(coincheck)の基本情報

コインチェックは日本の仮想通貨取引所兼販売所で、2014年8月に運営がスタートしました。

国内ではビットフライヤーと並んで人気の取引所でしたが、2018年1月26日に起きた不正アクセス事件を受けて、現在経営体制の見直しが進んでいます。

コインチェックは取引所と販売所、二つの機能を持っており、以下のような仮想通貨を取り扱っています。(2018年5月現在)

販売所と取引所の違いについてはこちらの記事をどうぞ!

仮想通貨の販売所と取引所の違いを解説【メリットを学ぼう】

仮想通貨の投資を始めるにあたって、ビットフライヤーやザイフといった仮想通貨交換業者に登録してみると、「取引所で …

コインチェック販売所
  • ビットコイン
  • ビットコインキャッシュ
  • イーサリアム
  • イーサリアムクラシック
  • リスク
  • ファクトム
  • リップル
  • ネム
  • ライトコイン

計9種類

コインチェック取引所 ビットコイン

1分で無料口座を開設する

これまでは上記の通貨に合わせて、モネロ(XMR)、オーガー(REP)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)も取り扱っていましたが、これらの通貨は2018年6月18日をもって取り扱い廃止になることが決まっています。

その理由はこの4銘柄が匿名性の高い仮想通貨であるため、マネーロンダリングなどの不正に使用されるリスクが懸念されているためです。

コインチェックは金融庁からの認可にむけてや、経営体制の見直しの一環としてこれらの通貨の廃止を決定したとしています。

このように不正アクセス事件は大きな話題を呼びましたが、一部停止していたサービスが再開されるなど、現在は業務の改善が図られている最中です。

4月にはマネックスグループがコインチェックを36億円で買収し、完全子会社化しました。

これにより経営体制が刷新され、内部管理体制が強化されていくとしています。

何よりコインチェックは、事件後も黒字の営業利益を出しています。マネックスという大企業が運営の中心となることによって、今後セキュリティや補償システムも良い方向へ変わっていくかもしれません。

コインチェック(coincheck)の主な手数料

コインチェックの主な手数料は、以下のような種類があります。

①販売手数料…販売所で仮想通貨を売買するときの手数料

  • 売買手数料
  • スプレッド

②取引手数料…取引所で仮想通貨を売買するときの手数料(ビットコインのみ)

  • 取引手数料
  • 借入手数料(信用取引)
  • スワップ手数料(レバレッジ取引)

④入出金手数料…コインチェックに日本円を入金/出金する時の手数料、仮想通貨の入金にかかる手数料

  • 日本円入金手数料
  • 日本円出金手数料
  • 仮想通貨入金手数料

⑤送金手数料…コインチェックから他の取引所やウォレットに仮想通貨を送金する時にかかる手数料

コインチェックはビットフライヤーやザイフなどと同じように、販売所と取引所それぞれの機能によって手数料が異なります。

また信用取引やレバレッジ取引も行うことができるため、そこには借入手数料やスワップ手数料がかかってきます。

信用取引に関しては2018年5月現在、新規借り入れを停止しています。

それではコインチェックの各手数料がどのような仕組みになっているのか、これから詳しく解説していきます。

コインチェック(coincheck)販売所の手数料

仮想通貨を、コインチェックが決めた販売価格で売買するときにかかるのが売買手数料というものです。

通常、多くの取引所はこの売買手数料を”無料”としているところが多く、コインチェックも販売所での売買自体には手数料はかかりません。

しかし販売所で仮想通貨を売買する際は、「スプレッド」がかかってきます。

コインチェックがよく「手数料が高い」と言われるのには、このスプレッドが関係しています。

「スプレッド」とは買値と売値の差のことで、通常販売所では売る時よりも買う時の方が値段が高く設定されています。

例えば、仮に1BTCの買値が10万円、売値が9万5000円だとすると、スプレッドは差額の5000円(10万-9万5000円)です。

つまりこの場合、売買の際に5%のスプレッドが存在していることになります。そしてユーザーは、この5%のスプレッドを手数料として販売所に払います。

スプレッドが大きければ大きいほど、ユーザーは手数料を多く支払うのと同じなので、販売所での取引の際はこのスプレッドに注意が必要です。

スプレッドは取引所ごとに異なり、その時の価格によっても変動するので、実際に購入する際に確認しなければなりません。

またスプレッドは各銘柄ごとに異なる割合で設定されているので、一概にコインチェックが割高だとはいえません。

ビットコインに関していえば、コインチェックのスプレッドは他社と比較して割高になりますが、通貨によっては同等か割安の場合もあります。

「コインチェックの手数料が高い」と言われるのは、コインチェックはほとんどの通貨を販売所形式のみで扱っているためです。

基本的に販売所のスプレッドは取引所の手数料よりも高くなるので、販売所形式の取り扱いが多いコインチェックは必然的に割高にみえてしまいます。

コインチェック(coincheck)取引所の手数料

取引所において、ユーザー同士が決めた価格で仮想通貨を売買する際にかかるのが取引手数料です。

現在、コインチェックが取引所として扱っているのはビットコインのみです。(2018年5月時点)

現物取引のほか、最大5倍のレバレッジ取引も可能です。

またビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシックなどを借りて取引する信用取引のサービスもありますが、現在は新規借り入れを中止しています。

4-1.取引手数料(ビットコイン)

取引所での売買方法はmakerとtakerの2種類がありますが、コインチェックではその両方が無料となっています。(2018年5月時点)

Maker手数料 Taker手数料
0.000% 0.000%

コインチェックはよく「手数料が高い」と言われがちですが、取引手数料に関していえば他社よりお得です。

ビットフライヤーは取引量に応じて0.05~0.15%、手数料が安いと言われるバイナンスでも0.05~0.1%の取引手数料がかかります。

それに対してコインチェックはmakerもtakerも無料で、手数料を気にせずにビットコインの現物取引ができます。

したがってビットコインの取引をメインに考えている人にとっては、コインチェックは手数料がお得な取引所になります。

4-2.借入手数料

コインチェックではビットコインなどを借り入れて取引を行うこともできますが、その際には借りた金額に応じて「借入手数料」がかかります。

ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシックなどの借り入れが可能で、1日あたり0.05%の借入手数料(利息)が設定されています。

しかし2018年5月現在、すべての通貨において新規借り入れの受付は中止されています。

4-3.スワップ手数料

コインチェックでは最大5倍のレバレッジ取引が可能ですが、レバレッジ取引にはスワップ手数料がかかります。

レバレッジ取引というのはコインチェックからお金を借りて取引するので、ポジションを持っている間は毎日このスワップ手数料という利息がかかると考えてください。

ロングポジション(買い) ショートポジション(売り)
新規約定時 取引約定金額(円)
×
0.04%
取引約定量(BTC)
×
0.05%
繰り越し時
(新規約定から24時間ごと)

ポジションが増えれば増えるほど計算も複雑になるので注意が必要です。

ただ2018年5月現在、レバレッジ取引は一時的に制限されており、まだ再開されていません。

コインチェック(coincheck)の入出金手数料

どこの取引所でも、仮想通貨を購入する際にまず日本円を入金する必要がありますよね。

その時にかかるのが入金手数料です。

またある程度利益が出て、取引所から自分の銀行口座へ日本円を移したいという時にかかるのが出金手数料です。

5-1.入金手数料

コインチェックに入金する方法は5種類あり、入金方法によって手数料が変わります。

《コインチェックの入金方法》

  • 銀行振込
  • USドル入金
  • 海外銀行口座からの入金
  • コンビニ入金
  • クイック入金(ペイジー使用)
入金3万円未満 入金3~50万円 入金50万円以上
銀行振込 無料※
USドル入金 25USドル※
海外口座からの日本円入金 2500円※
コンビニ入金 756円 1000円 入金額×0.108%+486円
クイック入金 756円 1000円 入金額×0.108%+486円

※各金融機関の振込手数料がかかります。

USドルでの入金や、海外の銀行口座からの入金はビットフライヤーやザイフにはないサービスです。

しかし手数料がかなりかかる上、振込手数料もユーザー負担になるので、必要でない限り避けた方がよいでしょう。

また2018年5月現在、コンビニ入金・クイック入金は停止されていて利用できません。

コンビニ入金・クイック入金の価格は他社よりも若干高く設定されていますが、銀行振込は無料です。(銀行の振込手数料は払う必要があります。)

銀行が営業していない時間帯などは反映に時間がかかることがありますが、急ぎでなければ銀行振込で入金するのがよさそうです。

5-2.出金手数料

コインチェックの出金は日本円に加え、USドルでも可能ですが、入金と同じく手数料が高くなります。

日本円の出金に関しては他の取引所と比べて、ほぼ平均的か少し割安です。

とはいえ繰り返し出金すると手数料が無駄になるので、できるだけまとまった金額を出金するようにしましょう。

またビットフライヤーにあるクイック出金のような機能は廃止されていて、出金が完了するまでには1~2営業日ほどかかります。

日本円出金 400円
USドル出金 2500円

5-3.仮想通貨入金手数料

またコインチェックに仮想通貨を入金することも可能で、手数料は以下のように設定されています。

通常 無料
高速(ビットコインのみ) 0.02BTC

ビットコインは取引量の増加に伴い、高速入金の手数料が設けられていますが少し高めに設定されています。

※2018年5月現在、仮想通貨の入金は機能が制限されています。

コインチェック(coincheck)の送金手数料

コインチェックから他の取引所やウォレットへ、仮想通貨を送付するのにかかるのが送金手数料です。

基本的に取引で使わない分の仮想通貨は、コインチェックのウォレットから安全なコールドウォレットなどに移す必要があります。

そこでかかるのが送金手数料です。

これから仮想通貨が普及すればするほど、色んな場面でコインを送金することになるので、送金手数料は安い方がいいですよね。

コインチェックの手数料はビットフライヤーやザイフと同じく、各仮想通貨ごとの単位で設定されています。

コインの種類 手数料
ビットコイン BTC 0.0005BTC
イーサリアム ETH 0.01ETH
イーサリアムクラシック ETC 0.01ETC
オーガー REP※ 0.01REP
リップル XRP 0.15XRP
リスク LSK 0.1LSK
ファクトム FCT 0.1FCT
モネロ XMR※ 0.05XMR
ジーキャッシュ ZEC※ 0.001ZEC
ダッシュ DASH※ 0.003DASH
ライトコイン LTC 0.001LTC
ビットコインキャッシュ BTC 0.001BCH

※2018年6月18日をもって取り扱い廃止予定

インチェックの送金手数料は全体的にみると、ビットフライヤーやザイフとだいたい同じか、若干高くなっています。

しかし送金手数料は円ではなく、各通貨ごとの単位で設定されているため、その時の価格によって変動します。

また送金処理が混み合っている場合など、トラフィック状況に応じて、随時変更されることもあります。

仮想通貨の送金は銀行間での送金よりも安い場合が多く、あまり気にしない人もいるでしょう。

しかし海外取引所を利用する際には、送金手数料はできるだけ安く抑えたいところです。

なぜなら海外取引所を利用する場合、まず国内取引所で仮想通貨を購入して、海外取引所へ送金することになります。

《海外取引所利用の流れ》
海外取引所登録完了

国内取引所にて仮想通貨購入(日本円で)

海外取引所へ送金

取引開始

つまり日本の取引所で取引する時よりも、手続きの行程が一つ増える分、手数料も多くかかります。

したがって送金手数料が安い国内取引所を選ぶ方がお得になるのです。

7、【まとめ】コインチェック(coincheck)の手数料

コインチェックの手数料は他の取引所よりも高く設定してある部分もありますが、取引手数料に関しては割安になっています。

取引手数料が無料ということは、1回1回の取引にかかる手数料を気にする必要がありません。

これはユーザーにとっては嬉しいですよね。

したがってビットコインの現物取引をメインに繰り返すのであれば、コインチェックの手数料はお得です。

不正アクセス事件を受けて、セキュリティ面や運営に不安を感じる人もいるかもしれませんが、マネックスに買収されたことにより今後体制は強化されていくと思われます。

何よりコインチェックの魅力はサイトやアプリの使いやすさです。

何かと複雑な仮想通貨の取引ですが、コインチェックのサイトやアプリはチャートも見やすく、初心者でも安心して使えます。

さらに主要銘柄の仮想通貨を豊富に取り扱っていて、ビットフライヤーやザイフにはない銘柄もあります。

販売所メインなのでスプレッドはかかりますが、分かりやすく可視化された画面で、様々な種類の仮想通貨が買えるのはコインチェックの強みだと言えます。

現在制限されていて使えないサービスもありますが、今後運営体制が改善されて、さらに機能が拡充されていくことを期待したいですね。

1分で無料口座を開設する

LINEで送る
Pocket

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

《無料》仮想通貨で稼ぐための秘訣 | 4つの仮想通貨ビジネスから分析【bitmanagementのLINE@登録者限定】

こちらは、仮想通貨で稼ぐための秘訣です。 本書は、仮想通貨(暗号通貨)で利益を出すために必要な情報と知識を4つのビジネスから分析して記されています。
  • 仮想通貨(暗号通貨)トレード
  • マイニング
  • アービトラージ(裁定取引)
  • ICO(未上場コイン)
この資料をダウンロードすれば仮想通貨で稼ぐために必要な知識や情報が分かります。4つのビジネスが「どのような仕組みなのか」、「注目すべきポイントはどこであるのか」など仮想通貨で稼ぐためには必要である知識や情報が精査され分かりやすく記載されています。

LINE@に登録して無料特典を受け取る

関連記事

オススメの記事