2018.06.06 アルトコイン

<基礎>仮想通貨のジーキャッシュ(Zcash,ZEC)とは?基本情報や仕組み、今後の値動きについて解説

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匿名性の高い取引を売りにしている仮想通貨「ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)」をご存知でしょうか。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の匿名性の高さが非常に将来性があるということで、現在仮想通貨市場や様々な業界で大きな注目を集めています。

本記事ではジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の基本情報から特徴・将来性、最新チャートやおすすめの取引所などを一挙にご紹介していきます。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の匿名性の仕組みについても解説していますので、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)について他人に説明できるようなくらいに詳しくなりたい方は特に必見ですよ。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)とは

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は、2016年10月26日に公開された仮想通貨です。

以前までは「ゼロキャッシュ(Zerocash)」という名称が使用されていましたが、2016年10月からジーキャッシュ(Zcash/ZEC)に名前が変わりました。

2017年5月に大手金融グループの「JPモルガン」との業務提携を発表し、その後イーサリアム創始者ヴィタリック・ブテリン氏が「今注目の仮想通貨」として紹介したことなどから、大注目される仮想通貨になりました。

大手金融機関との提携を果たせる仮想通貨はあまり無いので、どれだけ大規模な仮想通貨なのかは想像がつくと思います。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の基本情報

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の基本情報は以下の通りです。

通貨名(通貨単位) ジーキャッシュ(ZEC)
公開日 2016年10月26日
発行上限枚数 2,100万枚
アルゴリズム Proof of Work(Equihash)
公式サイト https://z.cash/
ホワイトペーパー http://zerocash-project.org/paper

 
 

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)とビットコインの違いは?

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)とビットコインの違いについてわからないという方は多いと思います。大きな違いは「ゼロ知識証明」です。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)には「ゼロ知識証明」が採用されています。誰から誰にいくらの仮想通貨を送ったか、第三者に明かす必要がなく証明できるというのが「ゼロ知識証明」です。

ビットコインで採用されている「ブロックチェーン」は高い匿名性と信頼性を持つシステムですが、仮名性で取引を追跡することができるので完全な匿名性があるとは言えません。

一方のジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は完全な匿名性を持つ仮想通貨で、取引を追跡することができません。

 

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の最新チャート


こちらはジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のチャートです。

2016年10月の公開からずっと緩やかな価格変動を見せていたジーキャッシュ(Zcash/ZEC)ですが、2018年5月14日の価格は252ドルから345ドルまで一気に価格上昇しました。チャートを見るとその上昇具合がわかると思います。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)価格急上昇の背景には、アメリカの取引所「Gemini」にジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の取り扱い許可がおりたという出来事が挙げられます。

Geminiはアメリカに拠点を置く仮想通貨の交換業を担う企業です。同企業は仮想通貨の関連企業に対して厳しい規制がかけられているニューヨーク州での許可を得た偉大なる企業でもあります。

そんなGeminiは今回、ニューヨーク州の金融サービス局から直々にジーキャッシュ(Zcash/ZEC)を取り扱える許可が下りました。この出来事が起因し、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)が大注目を浴び、急激な価格上昇を引き起こしたというわけです。

ひとつの出来事でこんなにも価格上昇をするジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は、実に将来性が高い仮想通貨だと言えます。

 

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は将来性が高い?

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は将来性がものすごく期待されています。それは、世界の名だたる有名企業からの注目度が高いことからもわかります。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のゼロ知識証明を世界最先端の技術として自社のプラットフォームに応用させることにした「JPモルガン」や、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のアドバイザーとしてイーサリアムの開発者ヴィタリック・ブテリン氏が参画することが決まったことから、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の将来性の高さがわかります。

また、2017年12月12日にハードフォークを完了させた仮想通貨「Super Bitcoin(スーパービットコイン)にもゼロ知識証明の技術が応用されました。

仮想通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)に関しての3つの特徴

 

匿名性がとても高い

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は「ゼロ知識証明」を特徴としています。ゼロ知識証明により、非常に高い匿名性を実現しているのです。

ビットコインの場合、取引情報が一般公開されてしまいます。それはブロックチェーンがビットコインの送金元と送金先を記録してしまうからです。

しかしジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の場合はそういった記録が一切なく、第三者に取引情報を公開せずに取引できます。

ここでゼロ知識証明をもう少しわかりやすくするために、例え話をします。

登場人物はAさんとBさん。

Aさんは秘密の呪文を知っており、「呪文を知っている」ということだけをBさんに教えたいとします。

二人の目の前には1本の筒があり、この筒の中には仕切りがない時とある時があります。

外からは仕切りがあるのかないのかは判断できないようになっている不思議な筒です。

筒の中に仕切りがある場合、Aさんが呪文を唱えるとその仕切りは開きます。

ネズミを筒の中に入れ、仕切りの向こう側に餌を置いてみます。Aさんが、Bさんに聞こえないように呪文を唱えてみると、餌のある方からネズミが出てきました。

この時Bさんは「初めから仕切りはなかったんじゃないのか?」と考えると思います。仕切りが元々なければ呪文を唱えていなくてもネズミは餌のある方から出てこれるからです。

しかしこれが複数回にわたって行われた場合どうでしょう。Aさんが呪文を知っているという確率が高いということを証明できるわけです。

仮想通貨の場合、呪文・ネズミ・餌・仕切りは以下のような言い換えができます。

呪文=秘密鍵
ネズミ・餌=秘密鍵を知っているという証明になる証拠
仕切り=セキュリティ

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のゼロ知識証明はこのような原理を用いています。

初期のマイニングで報酬減額がなされる

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)では「スローマイニング」という手法を採用しています。スローマイニングとは、マイニングによるコインの新規発行量を減額することを言います。

スローマイニングを行う目的は、初期に起こるバグの対処や、マイニングによるゴールドラッシュを防ぐためです。

目的に準じて初期のマイニング報酬は発生しないようになっていましたが、34日間で新規発行量が12.5ZECになる設定がされていました。

特別な報酬

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)には特別な報酬があります。その特別な報酬というのが「ファウンダー報酬」です。

詳しくそして簡単に説明をすると、マイニング時に発生するマイニング報酬が投資家・Zcash財団に分配されるという報酬システムです。

一般的にマイニングを行っている仮想通貨であれば、マイニング時に発行された仮想通貨を100%マイニング参加者に支払うことになります。

しかしジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の場合はここが違うのです。ファウンダー報酬が適用され、マイニング報酬を参加者に90%、10%をファウンダー報酬として投資家やZcash財団に分配するという仕組みです。

ファウンダー報酬についての説明を理解した方の中には「投資家やZcash財団は美味しい思いをするじゃないか。」と考える方もいることでしょう。

しかしこれは、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)を運営するZcash Companyに貢献する人々である「利害関係者(ステークホルダー)」に対しての感謝の意だと考えられます。

ファウンダー報酬をもらえる人々は、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)に何らかの形で、しかも並大抵の人ではなし得ないくらいの貢献をしています。そういった貢献度に対しての敬意ということです。

ファウンダー報酬は4年間で終了が予定されており、終了予定時期は2020年です。

ステークスホルダーはファウンダー報酬を受け取る代わりに「ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の発展に最低4年間貢献すること」「ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)に関する虚偽情報を流すといった、不利益となる妨害行為を行わない」といったことが義務付けられています。

ただ単純に10%のファウンダー報酬がもらえるというわけではないのです。
 

仮想通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のニュース

 

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)がGeminiに上場

2018年5月に入り、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)がアメリカの仮想通貨取引所「Gemini」に上場しました。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は匿名性の高い仮想通貨として有名で、アメリカの中でももっとも仮想通貨の規制が厳しいニューヨーク州での認可を得たことは大きなきっかけになったと言えます。

ハードフォークに向けて新しいソフトウェアを発表

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は初めてとなるシステム全体のソフトウェアアップグレードが控えており、そのアップグレードに備えて「Overwinter」という新しいソフトウェアを発表しました。

Overwinterは2018年6月に活動開始するように設定されており、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の開発チームが今後のアップデートを見越して技術強化するためにプロジェクトを進めています。

仮想通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)を購入可能な取引所

Binance

Binanceは2017年7月に設立された、上海に拠点を持つ仮想通貨取引所です。設立以降、取引所の注文処理速度が速いことが評価され人気となりました。

Binanceの特徴は月に1度行われる「Community Coin of the Month」というプログラムです。Community Coin of the Monthとは、投票で人気上位に挙がった仮想通貨を上場することができるという内容です。ユーザー参加型の仮想通貨取引所は珍しいです。

Binanceは手数料が安いです。取引手数料は一律で0.1%です。国内の取引所の取引手数料は2%程度なので、それに比べれば非常に安いでしょう。

さらには取り扱い仮想通貨が多いので、草コインも多く取り扱っています。一攫千金を狙う草コイナーにとっても嬉しい仮想通貨取引所です。

Huobi

Huobiは香港を拠点とする仮想通貨取引所です。取引高は世界3位で、最近特に注目度が上がっている仮想通貨取引所です。

海外の仮想通貨取引所ですが日本語にも対応しており、取引画面がとても使いやすいと好評です。Huobiは海外の取引所の中でも特にセキュリティー能力が高く、安心して取引をすることができます。

また、スマホアプリをiOS・Androidともにリリースしており、PCブラウザ同様使いやすいと評判です。シンプルで見やすい取引画面は初心者にも優しいです。

さらにはジーキャッシュ(Zcash/ZEC)をビットコイン建で最大3倍までのレバレッジ取引を行うこともできます。Binanceではレバレッジ取引ができないのでHuobiならではのメリットと言えるでしょう。

Bittrex

Bittrexは2014年に設立された、アメリカのラズベガスに拠点を置く世界で最も有名な取引所の一つです。特徴はその圧倒的な取引量です。取り扱い通貨数は約250種類以上にも及びます。海外の取引所なので国内の取引所では取り扱いがない仮想通貨の取引ができます。

Bittrexは海外の仮想通貨取引所ですが、問い合わせへの返信が比較的早いことも特徴です。個人や時期によって差があるとは思いますが、数時間〜1日以内に返信が来ることが大半のようです。

セキュリティに関しても能力が高く、安心して利用できる仮想通貨取引所の一つと言えるでしょう。なお、スマホアプリがリリースされているとの噂がありますが、2018年5月現在では公式アプリはリリースされていません。Bittrexのスマホアプリを思わせるようなアプリがいくつかありますが、ハッキング被害に遭う可能性もゼロではないので、そのようなアプリを見つけても利用しないようにしましょう。

仮想通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)を管理可能なウォレット

Ledger Nano S

Ledger Nano Sはハードウェアウォレットです。専用の端末に保管するので安全性が高く、大金を保管することがある場合はハードウェアウォレットがオススメです。

コールドウォレットはホットウォレットに比べてすぐに決済をする事が出来ないというデメリットがありますが、ネットに接続されていないのでハッキング被害に遭うリスクが非常に少ないです。

Trezor

TrezorもLedger Nano Sと同じくハードウェアウォレットです。ハードウェアウォレットなので安全性が高く、比較的高額な資産を持つことを予定しているのであればTrezorもオススメです。

Trezorは複数のアカウントを作成することができるので、場面に応じてアカウントを使い分けしたい方にもおすすめです。

Jaxx

Jaxxはデスクトップウォレットです。自分で秘密鍵を管理するタイプのウォレットなのでセキュリティにこだわりを持ちたい方にとっては特におすすめです。保管の際は秘密鍵を紛失しないようにしましょう。

また、ホットウォレットなのでコールドウォレットよりは安全性に劣りますが、そこまで高額な資産を保管しないというのであればより多くの方におすすめできるウォレットと言えるでしょう。

Coinomi Wallet

Coinomi Walletは対応している通貨数が70を超えており、複数の仮想通貨を一括で保管したい方におすすめのウォレットです。

嬉しいのは「日本語にも対応している」ということ。日本語なので操作ミスが起きにくく、頻繁に入出金する方や初心者にも優しいウォレットです。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のまとめ

匿名通貨のジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は非常に将来性のある通貨だということがわかっていただけましたでしょうか。

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)はまだ国内ではあまり認知度が高くないですが、数年内に大ブレイクする可能性を秘めている仮想通貨です。本記事をきっかけにしてジーキャッシュ(Zcash/ZEC)を購入してみるのもいいと思います。

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