2018.06.06 アルトコイン

<基礎>仮想通貨のイーサリアムクラシック(Ethereum Classic,ETC)とは?基本情報や仕組み、今後の値動きについて解説

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イーサリアムから分裂した仮想通貨「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic,ETC)」がどんな仮想通貨なのか気になっている方、大元のイーサリアムとの違いについて疑問を持っている方、そしてイーサリアムの不正流出「The DAO事件」について詳しく知りたいという方はとても多いのではないでしょうか。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)についての詳しい情報が手に入れば、取引の判断に役立てられますよね。

そこで本記事では、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)の基本情報や仕組み、今後の値動き予想について解説をしていきます。

「仮想通貨で短期間で大きな利益を上げたい」「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic,ETC)のハードフォーク事件について詳しく知りたい」という方は特に参考になる内容です。

ぜひ最後まで読んでみて、知識を増やしてみてください!

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)とは

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic,ETC)は仮想通貨イーサリアムから分裂することによって誕生した仮想通貨です。イーサリアムの運営方針に対して異議があった技術者・エンジニアが開発をし、運営を開始しました。

後述しますが、システムはイーサリアムととてもよく似ています。しかし、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic,ETC)の場合はイーサリアムとは違い、運営者が大きな権限を持っていないという特徴が挙げられます。

ここ最近では最新の技術分野である「loTのプラットフォーム」としての開発が進められており、将来性が大きいと考えられている仮想通貨です。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)の基本情報

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)の基本情報は以下の通りです。

通貨名(通貨略号) イーサリアムクラシック/Ethereum Classic(ETC)
公開日(ハードフォーク実行日) 2016年7月20日
発行上限枚数 理論上無制限
公式サイト https://ethereumclassic.github.io/
ホワイトペーパー https://coss.io/documents/white-papers/ethereum-classic.pdf

 

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)はイーサリアムから分裂してできた仮想通貨

大前提に、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)は仮想通貨イーサリアムから分裂して生まれた仮想通貨だということ。不正流出事件と言われる「The DAO事件」をきっかけにして分裂しました。

なので基本的にはイーサリアムと同じような仕組みを用いているので、スマートコントラクトの記述や実行ができる分散型アプリケーションの構築など可能となっています。

分裂(ハードフォーク)について

仮想通貨の分裂には「ハードフォーク」と「ソフトフォーク」がありますが、ここではイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)に関わりが深い「ハードフォーク」について触れていきたいと思います。

ハードフォークは互換性がないアップデートのことです。

今回の場合だと、イーサリアムはハードフォークをしてブロックサイズを大きくしました。

しかしこの判断自体、極めて中央集権的なことです。

通貨の発行団体が、ある取引(=ハッカーによる操作)を無効にするという行為が可能というのは、いくらでも悪用ができてしまうからですね。

例えば、イーサリアムの開発者がイーサ(Ether)払いで金塊を購入して入手し、そのあとハードフォークを行なったとします。

すると手元には入手した金塊が、そしてハードフォークによって取引が無効になったので自分のウォレットにはイーサが丸々残っていて、タダで金塊を手に入れたことになってしまうのです。

「中央集権的」というのは、常にこうしたリスクをはらんでいます。

イーサリアムでは、ハードフォークを行うにあたってコミュニティが分裂しました。

中央管理者を介さないことが理念(=Code is Low)にある仮想通貨のブロックチェーン技術ですから、ハードフォークはその理念に反する内容でした。

そこで、コンセプトの変更に異議がある技術者・エンジニアがいるコミュニティから生まれたのがイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)です。

ハードフォークが実行された2016年7月20日以降、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)はイーサリアムとは別のブロックチェーンに記録され続けています。

イーサリアムの価格変動の影響を受けやすい

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)はイーサリアムとの違いがほとんどありません。

機能面に関していえば両者とも同じなので役割的にも同じであり、同じパイを分け合っているということになります。

ですから何らかの原因でイーサリアムが価格上昇すれば、需要はイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)から抜き取られ、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)が価格上昇すれば、需要はイーサリアムから抜き取られるといったシーソーゲームのような状態になっています。

仮想通貨イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)4つの特徴

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)には主に4つの特徴があります。1つ1つ細かく見ていきましょう。

機能的にはイーサリアムと変わらない

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)が生まれたきっかけは、内部での考え方の違いからでした。なので基本的な機能に関してはイーサリアムと変わりがありません。

イーサリアムの特徴とも言える「スマートコントラクト」についても、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)では機能として備わっています。

「機能面ではどっちが良いんだろう」とお考えの方もいるかもしれませんが、機能面だけを見るのであれば、両者に差はないといってもいいでしょう。

 

開発のための3点の軸

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)では旧仕様のブロックチェーンを利用しているので、「Decentralized(非中央集権的)」「Immutable(不変的)」「Unstoppbale(止めることのできない)」という3点の軸をもとに開発されました。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)とイーサリアムは考えの違いで起こった分裂ですが、イーサリアムの根幹にあるものは引き継いでいるということになります。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)には「Code is Low」という原則があります。後述しますが、イーサリアムにはスマートコントラクトという契約があり、そのコードがあってこそシステムが起動するという考えが根底にあります。

 

スマートコントラクト

前項で少しだけ触れましたが、スマートコントラクトとは「ある条件を満たしている時に自動的にアクションが実行される仕組みやシステム」のことです。前述した「自動販売機の例え」がまさにスマートコントラクトです。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)が注目されている理由の一つは、すべてブロックチェーン場で公開されており、なおかつ公平で非中央集権的なシステムであるという点があるからです。

マイニング(採掘)が必要不可欠

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)はイーサリアムと同様に、ネットワークに参加している方々が内部通貨「classic ether(クラシックイーサー)」を報酬として受け取ることを目的としてマイニング(採掘)を行っています。

マイニングの具体的な内容は「ブロックチェーンへのスマートコントラクトの履行結果の記録を行う」というものです。

マイニングを行うことはイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)正当性を保持することに繋がるので、必要不可欠なアクションの一つとなっています。

仮想通貨イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)のニュース

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)に関する2大ニュースは以下のようなものがあります。「The DAO事件」については特に詳しく解説していきます。

ETHの不正流出「The DAO事件」

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)を紹介する上で欠かせないのがこの「The DAO事件」です。

The DAOは2016年に発足した投資ファンドで、非中央集権である特徴を持っています。ユーザーはイーサリアムを利用してDAOを購入することになるので、The DAOに資金が集まるという形で運営がされていました。

発足から間も無く、イーサリアムのスマートコントラクトシステムにハッカーが侵入し、不正送金されてしまうという事態に陥りました。金額は約5300万ドル、日本円に換算して約65億円相当の損害です。

これがThe DAO事件の全貌です。そして重要なのは事件から分裂までの流れです。

この不正送金を機に、イーサリアム開発チームが3つの対策を考えました。それは「ソフトフォーク」「ハードフォーク」「誰も何もしない」です。

ハードフォークは簡単に言えばブロックチェーンの仕様変更のことです。ハードフォーク後は以前のブロックチェーンとの互換性がなくなります。

一方のソフトフォークもブロックチェーンの仕様変更のことを言いますが、ソフトフォーク以前のブロックチェーンと互換性を持ちます。

今回のThe DAO事件に当てはめてみれば、日本円にして約65億円相当のイーサリアムが流出してしまったので「不正送金を無効化してしまえば良いのではないか」と考え始めた一部の開発メンバーがいました。

そのメンバーと対峙するように、別の一部開発メンバーは「DAOのセキュリティに問題があったので仕様変更をすることは必須だ」ということで旧仕様のチェーンを守ろうとしました。

この考えの違いから、旧仕様のブロックチェーン上で動くのが「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)」、ハードフォークされた新たなブロックチェーン上で動くのが「イーサリアム」という形になったのです。

分裂後はしばらくの間連動した値動きが見られましたが、オリジナリティが入ってきたり、ユーザーの中で持論が整理されてきた影響で差が生まれ始めています。

loTのプラットフォームとして開発中

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)は最新技術であるloTのプラットフォームとして開発段階にあります。

loTとは「Internet of Things」の略です。イーサリアムクラシックはloTに強いブロックチェーンになるという方針で進めていくことになりました。これは、イーサリアムとの差別化を図るためです。

「外出先から帰宅する前に家の電気をつけておく」というアクションはloTのおかげで成り立っています。非常に便利で多用される可能性が高く、将来性が大きいことが予想できます。

仮想通貨イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)を購入可能な取引所

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)を購入できておすすめな取引所は3カ所あります。

 

bitFlyer

bitFlyerは国内最大の規模を誇る取引所です。もちろん金融庁からの認可もおりていますから安心です。

おすすめの理由はその使いやすさ。スマホアプリもリリースしており、いつでもどこでも仮想通貨取引を行うことができます。

Binance

Binanceは海外の仮想通貨取引所です。すごいのは、2017年7月の設立から半年で取引高世界一の取引所になりました。今最も勢いがある仮想通貨取引所といっても過言ではありません。

Binanceがおすすめの理由は手数料が安いこと、取り扱いをしている仮想通貨の数が圧倒的に多いことです。化けるかもしれない草コインも豊富なので是非とも登録しておいた方がいい海外の取引所です。

ただ、Binanceの場合は日本語対応をしていないので初めは翻訳もしくは解説を見ながらの操作が必須ということと、日本円が入金できないので国内の仮想通貨取引所でビットコインを購入してからBinanceで取引をすることが必要です。

仮想通貨イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)を管理可能なウォレット

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)を管理可能なウォレットの中でもおすすめを3つご紹介します。

Ledger Nano S

Ledger Nano Sは非常に安全性が高いハードウェアウォレット。セキュリティを気にする方に特にオススメのウォレットです。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)以外にはイーサリアム、イーサリアム系トークン(ERC20トークンなど)、ビットコイン、リップルなどを含めた約30種類ほどの仮想通貨で使用可能です。

値段が1万円越えで少し高価ですが、多額の資産を失わないようにするための先行投資だと思えば安いでしょう。

Trezor

Trezorも同じくハードウォレットです。Ledger Nano Sと同じくらいの人気があります。対応通貨はビットコインやネムを含めて約15種類。値段は1万3千円ほどで高価です。

MyEtherWallet

MyEtherWalletはイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)、イーサリアム、イーサリアム系トークンのERC20トークンが實川愛理管理できるデスクトップウォレットです。イーサリアムユーザーには欠かせないウォレットと言えるでしょう。

デスクトップウォレットなので安全性が高く、そして使いやすいと人気です。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)のまとめ

本記事ではイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)についての解説をしていきました。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)はイーサリアムと同じシステムを利用し、スマートコントラクトに対応しています。

強いて言うのであれば、イーサリアムとの差別化を図るためにもIoT分野へ進出をしていることが違いであると言えます。今後さらなるアップデートをする可能性が高いイーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)は、将来性が高い仮想通貨の一つです。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)の購入がまだの方はこの機会にチャレンジしてみてください。

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