2018.06.04 アルトコイン

<基礎>仮想通貨のビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash,BCH)とは?基本情報や仕組み、今後の値動きについて解説

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2017年夏、ビットコインからハードフォーク(分裂)した仮想通貨ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)。

「ビットコインとは何が違うの?」「そもそもなぜ分裂したの?」と疑問を抱いている方は多いかと思います。実際にビットコインとビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)を間違えて購入したり、認識している方もいるようです。

本記事ではビットコインとビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)の違いも含め、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)の特徴や基本情報を紹介していきたいと思います。

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)とは

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)とは、ビットコインからハードフォーク(分裂)してできた新たな仮想通貨です。

ビットコインが初のハードフォーク(分裂)をした時にできた仮想通貨でもあります。公開日は2017年8月1日です。

ここ最近、ビットコインからのハードフォークが増えており、名称に「ビットコイン」と付く仮想通貨が多いと感じている方は多いのではないでしょうか。

実際に「ビットコインを購入したつもりが別のコインだった」ということも起きているようです。

そして仮想通貨について知り始めたばかりの方の中には「やっぱり仮想通貨は怪しい」「信用しても平気なのかな?」と思っている方も多いと思います。

でも安心してください。ハードフォークには仮想通貨の開発者や関係者のちゃんとした意図があります。この件に関しては後々触れていきます。

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)の基本情報

通貨名(通貨略号) ビットコインキャッシュ(BCH)
公開日(ハードフォーク実行日) 2017年8月1日
発行上限枚数 2100万枚
公式サイト https://www.bitcoincash.org/
ホワイトペーパー https://github.com/BitcoinUnlimited/BUIP/blob/master/065.mediawiki

ビットコインから分裂して生まれた仮想通貨

何度もお伝えしていますが、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)はビットコインからハードフォーク(分裂)してできた仮想通貨です。

もう少し詳しく言えば、ビットコインが抱えている問題を解消するために誕生した仮想通貨です。

ビットコインの抱える問題とは「スケーラビリティ問題」のことです。

それでは、スケーラビリティについてもう少し詳しく説明をしていきます。

形として見えない・物理的な通貨を持たないビットコインは取引したというデータをブロックチェーンのブロックに記録し、ブロックのデータがマイナーと言われる人々によって認められることで取引が成立するような仕組みを持っています。

ブロックの大きさは1MB、そして10分ごとにブロックが生成される決まりになっています。

しかし、ビットコインの取引が世界的に急増すると、取引のデータが増加するのでブロック生成が間に合わなくなり、取引が不成立になったり手数料が高くなってしまうということが起きます。これがスケーラビリティ問題です。

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)はスケーラビリティ問題に対しての対策がなされており、1ブロックのサイズがビットコインの8倍にあたる8MBになっていたり、サイバー攻撃に強い耐性(リプレイアタックに強い耐性)になっています。

ビットコインから分裂したコイン一覧

ビットコインから分裂して誕生したフォークコインはビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)以外にもたくさんあります。

ビットコインから分裂したフォークコイン一覧

  • ビットコインキャッシュ (BCH)
  • ビットコインゴールド(BTG)
  • スーパービットコイン(SBTC)
  • ビットコインダイヤモンド(BCD)
  • ライトニングビットコイン(LBTC)
  • ビットコインX(BCX)

これだけ多くのフォークコインが存在していると間違って購入してしまうのも納得がいきます。購入の際は念入りにチェックしてから購入するようにしましょう。

ちなみにビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)はビットコインの開発者サトシナカモトの考えを最も忠実に継承している仮想通貨と言われています。

仮想通貨ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)3つの特徴

1ブロックがビットコインの8倍

先述した通り、ビットコインの問題は「スケーラビリティ」でした。原因は1ブロックが1MBであることです。

1ブロック1MBで構成されているビットコインは1MB分の取引を10分かけて承認していました。しかしビットコインの取引量が増えると次第に承認待ちが増え、送金詰まりを引き起こしてしまいます。

「それじゃあ、ビットコインのブロックサイズを拡大すればいいのでは?」という発想になるかと思いますが、それは互換性の問題で不可能とされてきました。

よってとられた対策は別の仮想通貨としてハードフォークすること。

ハードフォークをしてブロックサイズを8倍にまで拡大した仮想通貨「ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)」であれば承認待ちが少なくなり、送金詰まりが改善されるということです。

 

リプレイアタックに対処している

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)では、ビットコインで未対応だったリプレイアタックへの対処を行い、セキュリティが強化されました。

通常の決済処理の場合、例えばAさん→Bさんという流れで仮想通貨を送金する時、ブロックチェーンに取引の内容が記載されて決済処理がされます。

リプレイアタックとは、悪意のある人物がこの取引の流れに「もう一つのブロックチェーン」を作成し、Bさんではない別のところへ仮想通貨を送金させてしまう技法のことを言います。

仮想通貨の不正流出が発生する原因のうちの一つがこのリプレイアタックです。

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)はこのリプレイアタックに備え、「リプレイテクション」を実装しました。

リプレイテクションの具体的な施策は以下のようなものです。

AさんがBさんに仮想通貨を送金した際に悪意のある人物が取引内容をコピーしてブロックチェーンBに記録をしても、送金に関わった本人の署名がなければ送金が完了されないという仕組みです。

たとえ悪意のある人物に取引情報をコピーされても取引をした本人が署名をしなければ、仮想通貨は不正送金されないのです。

 

SegWitの実装に期待

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)はビットコインと同様SegWitが実装されていません。

SegWitとはブロックのサイズを変えずにブロック内の取引情報量を増やす方法のことを言います。具体的には、取引情報のデータ量を圧縮し、1ブロックに記録できる情報量を増やすようにしています。

仮想通貨ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)のニュース

マイニングの難易度が改善された

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)は2017年11月14日にハードフォークされました。

ハードフォークした目的は「マイニングの際の採掘難易度調整アルゴリズムをうまく機能させること」です。

このハードフォークをきっかけに、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)のマイニング難易度は格段に改善されました。

 

ロードマップを公開した

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)は2017年11月13日にハードフォークを実施し、マイニングの難易度を調整するためにDAA(Difficulty Adjustment Algorithms)というアップデートを発表しました。

さらには2018年の中期的なロードマップも公開をしました。

内容は以下の通りです。

  • ハードフォークを複数回実行する
  • ブロックサイズを引き上げ、最適なブロックサイズ制限を模索する
  • 難易度調整アルゴリズム(DAA)の改良をする

仮想通貨ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)を購入可能な取引所

 

Zaif(ザイフ)

Zaif(ザイフ)は大手企業と提携実績が多数ある信頼のおける仮想通貨取引所です。取引手数料がマイナスであることや、仮想通貨の有名どころを抑えている取引所として人気があります。

お得に取引をしたい人や、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)以外の仮想通貨取引をしたいという方におすすめです。

 

bifFlyer(ビットフライヤー)

bifFlyer(ビットフライヤー)は国内最大手の仮想通貨取引所です。

設立後、リクルート・三菱UFJキャピタル・SBIインベストメントなど大手企業から出資を受けている安心な取引所としても認識されています。

国内取引量・ユーザー数・資本金3年連続No.1となっていることもあり、国内仮想通貨取引所の中でも秀でていることがわかると思います。

 

GMOコイン

GMOコインはあのGMOインターネットグループが運営する取引所です。入出金・取引手数料が無料であることが特徴として挙げられます。

セキュリティに神経質な方や、手数料を安く済ませたい方におすすめの取引所です。

仮想通貨ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)を管理可能なウォレット

blockchain.info

blockchain.infoはWebウォレットです。

blockchain.infoの提供しているウォレットは自分で秘密鍵を保管することができるタイプのウォレットです。

Webウォレットの中で最大手で最も利用者が多いと言われています。日本語対応でわかりやすく、ビットコインやイーサリアムにも対応しているので、複数の仮想通貨を保管する予定がる方におすすめです。

BitcoinABC

BitcoinABC BitcoinABCはデスクトップウォレットです。

ブロックチェーンを全てダウンロードすることで知られているBTCの「Bitcoin Core」に該当するウォレットになります。

PCの必要な容量は100GBを超え、PCのスペックが低いと同期に半日以上かかることもあるようです。

bitcoin.com

bitcoin.comはモバイルウォレットで、iOS版・google play版があります。

日本語対応している貴重なモバイルウォレットしても有名ですね。また、UIが非常に優秀でシンプルなデザインをしており、使いやすいと好評です。

ビットコインにも対応しています。

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)のまとめ

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)は2017年8月1日公開された、ビットコインが初のハードフォーク(分裂)をした時にできた仮想通貨です。

ビットコインが抱えている「スケーラビリティ問題」を解消するために誕生しました。

以下のような改善がされました。

  • 1ブロックのサイズがビットコインの8倍にあたる8MBに拡大
  • サイバー攻撃に強い耐性(リプレイアタックに強い耐性)

互換性の問題で不可能とされてきたブロックの拡大をするべくハードフォークし、ブロックサイズを8倍にまで拡大したり、リプレイアタック防止のために「リプレイテクション」を実装しました。

その他にもマイニングの難易度が改善されたり、新たなロードマップを公開したことが注目のきっかけになりました。

特にマイニングの難易度を調整するためにDAA(Difficulty Adjustment Algorithms)というアップデートを発表し、さらには2018年の中期的なロードマップも公開をしたことは今後の将来性を感じるトピックスだと言えるのではないでしょうか。

「ハードフォークを複数回実行する」「ブロックサイズを引き上げ、最適なブロックサイズ制限を模索する」「難易度調整アルゴリズム(DAA)の改良をする」といったロードマップ以外にも新たなる施策がされ、さらなる高機能な仮想通貨になることが期待できます。

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