この記事は2017.12.20に加筆・修正されています。
こんにちは。
佐々木です。
モナコインという仮想通貨をご存知でしょうか?
こちらはなんと日本発の仮想通貨なのです。
今回はモナコインについてご紹介します。
モナコインとは??
モナコイン(モナーコイン)は日本発の仮想通貨であり、その生誕の地は何と「2ちゃんねる」です。
2013年、2ちゃんねるから生まれたモナコインは、2014年にリリースされました。
当初は2ちゃんねるの優秀な書き込みに対し、モナコインを送る、いわばチップのような使われ方を想定してのリリースでした。
これは仮想通貨なので、2ちゃんねるだけに止まらず、Yahoo!知恵袋であったり、ニコニコ動画であったり、そういったあらゆる場面で、無償で価値あるものを提供している人に対して投げ銭ができるような感覚です。
モナコインはライトコインのPOOLを運営していた「わたなべ氏」が開発しました。
モナコインもライトコインをベースとしており、その構成はライトコインとほとんど変わらず、名称には2ちゃんねるの代表的なキャラクター「モナー」を採用し、誕生することとなります。
その後、モナコインは独自のアップデートがいくつか行われ、現在では独自の形となり流通しています。
ビットコイン以外のアルトコインは、それぞれ特徴を持っています。
イーサリアムのようなスマートコントラクトだったり、匿名性だったり、、、
モナコインの特徴は、その取引スピードの早さです。
1ブロックの生成時間が約90秒となっており、非常に早い速度でブロックが作られています。
ビットコインが1ブロックを生成するのに約10分ですから、それと比べても非常に早いのがわかります。
また、このようにブロックの生成が早いこともあり、発行量はビットコインの約5倍、1億512万枚です。
現在は約5000万枚ほどのモナコインが流通しています。
モナコインのマイニング
モナコインもマイニングが行われいます。
マイニング方式はビットコインと同じく「Proof of Work」となっているため、能力の高いコンピューターを用意すればマイニングも可能です。
モナコインは意外と実用できる
モナコインは日本発の仮想通貨というだけあって、実は利用できるシーンが意外とあります。
まずは、元々の発祥の地である2ちゃんねるで利用することができます。
Facebookなどの「いいね!」の如く、掲示板への書き込み主に対してモナコインを送る、チップ的な用途が主でした。
しかし、モナコインの利用手段は広がり、Amazonギフト券やiTunesギフトなどと交換ができるようになったり、ゲームなどでも使えたりと、意外と実用もできるようになりました。
もしかすると、現在流通している仮想通貨の中ではビットコインに次いで利用できる箇所が多い通貨かもしれません。
モナコインの価格はどうなっているの??
こちらがモナコイン誕生以来の価格の推移です。
いくつか急激に上昇したポイントはありますが、その後はしばらく落ち着いた価格推移となっていました。
2017年に入ってからもしばらくは4円前後を推移していましたが、徐々に価格が上昇し、現在では約30円ほどの金額となっています。
時価総額でも極めて上位に位置しているわけではありませんが、それでも数ある通貨の中で30位以内の位置におり、今後もなくなるということは考えにくいと思われます。
国内の取引所「Zaif(ザイフ)」 で購入可能
モナコインは国内の取引所である「Zaif(ザイフ)」で購入することが可能です。
現在、モナコインを購入することができる唯一の取引所となっていますので、モナコインを狙っている方はぜひ口座開設をしてみてください。
日本初の仮想通貨ということで、なんだか期待もしたくなりますが、今のところ大きな期待があるわけではありません。
直近では値上がりしていますので、その値動きにも注視しつつ、気になる方は余剰資金で保有してみるのも面白い(かも?)しれません。