この記事は2017.07.29に加筆・修正されています。
目次
「10万円から始める仮想通貨トレードチャレンジ!」
みなさんこんにちは。森田です。
スタートして14日目となりました。
それでは今日の仮想通貨市場を見てみましょう。
ビットコインが31万を越えて、過去最高値に迫ってきています。
ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash)ってなに?
ビットコインキャッシュが生まれることになった経緯は、
ビットコインが抱えるスケールの問題からきています。
スケール問題を解決するために、ビットコイン開発に携わっていたコアの人達や、
ビットコインをマイニングをしているマイナーら、
ビットコインの将来の発展を願うビットコイン関係者らが一堂に集まり、(実際に集まったは別)
話し合いを続けて色々なアイディアを出し合うも、合意できる結論には至りませんでした。
仮想通貨業界で影響力を持っている勢力の一つがマイナー達です。
特にマイナーの中でも、マイニング比率の最も高い割合を占めているのがBitmain社ら中国勢です。
2017年7月18日に、中国のマイナー勢力の中心であるWu Jihan(ウ ジハン)氏が、
「このままやとみんな共倒れになってまう。。
せやから俺らは、自分たちで新しいコイン作って自分たちの道で勝負するわ!
今までありがとう!ちなみにリリースは8月1日にするな。」
という宣言をしました。
そうして8月1日(日本時間21:20)にビットコインキャッシュが爆誕することになりました。
マイニング事業者のBitmain社のWu Jihan氏らが作る、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するために、ビットコインからハードフォークして、ブロックチェーンの容量を大きいブロックサイズにした、新しい仮想通貨がビットコインキャッシュです。
ビットコインキャッシュとビットコインの違いって?
ビットコインキャッシュはビットコインからハードフォークして派生するコインなので、
名前は似ていますが、ビットコインとビットコインキャッシュは全く別物のコインになります。
ビットコインとビットコインキャッシュの違いは、
ブロックサイズの上限が最大8MB(ビットコインは上限2MB)になったり技術的な違いがありますが、
決定的な違いはその性質です。
ビットコインは管理者のいない非中央集権型であることが特徴であり、またビットコインの価値となっています。
対して、ビットコインキャッシュは、Bitmain社らが管理する仮想通貨になります。
他のアルトコイン同様に、ビットコインキャッシュは管理者がいる中央集権型となる点が、ビットコインと本質的に全く異なります。
ビットコインキャッシュの公式HPでは、
ビットコインキャッシュを扱う取引所は中国の取引所のViaBTCとKEXと発表しています。
これは前倒しで取引所がトークンを発行するIOUとなります。
ViaBTCが2017年7月22日から8月1日までの間、トークンを発行して、
8月1日になってビットコインキャッシュを発行したらトークンと交換してくれるというものです。
7月22日本日から発行ということで早速ViaBTCを見てみました。
今日のお昼から確かにトークンが発行されて既に値段がついていました!
本当に誕生するかは当日になってみないとわからないものに、既に値段がついているのは、
理論的には理解できますが、肌感覚としては不思議な感じです。。
14日目結果
初日 100,000円
前日 80,190円
本日 82,840円
昨日比 +3.3%
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